アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男の作品情報・感想・評価

「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」に投稿された感想・評価

1264本目。史実を元にという作品としては、素晴らしいです。落ち着いた演出と音楽。ただし、ゲイねたはなくてもとも思いました。しかし、ドイツではこういう映画が作られ、エンターテイメントとしても見ごたえあるものになっているのに、我が国はと思ってシマウマです。みんな親切で礼儀正しいのに、責任は取らないのよねー。
リデル

リデルの感想・評価

3.8
政府の要職に元ナチがいて、ユダヤ系のバウワー検事帳のアイヒマン逮捕を妨害するというドイツの戦後の暗部も描かれている作品。そんな中でも信念を貫こうとする姿は素晴らしいと思った。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.0
最近堰を切ったように様々な角度から映画化がなされているナチス残党アドルフ・アイヒマンの逮捕劇を巡るストーリーがもうひとつ。有力者にナチ残党が多く残る中で孤独にアイヒマンの逮捕(それ自体というよりもドイツが歴史を正視する事)に心血を注いだバウアー、そしてそれを支える検察官の2人ともが当時としては社会に到底許してもらえない傷を向こうずねに持ち、様々な妨害を受けながら正義を成し遂げようとする姿を真摯に描いている。結局ドイツは自力で捕えられなかったのが史実だが、その陰にこのような信念を貫いた人がいることは肝に銘じておきたい。
やっぱり実話は迫力がある!
ナチスの最重要戦犯アイヒマンが戦後15年間も潜伏していたとかアルゼンチンのブエノスアイレスにいたとかわたし全然知らなくてですね、つくづく己の知識の足りなさを痛感したわけなんですが、そういう点ではたいへん勉強になった映画だと思います。

ただバウアー検事長が「第2の証拠」を手に入れて、よっしゃ行けるで、モサドさんよろしく捕まえたってくれ!ってなるあたりね、あのあたりはもっと盛り上がってもよさそうなもんだけど、気持ちいいほどサクッと終わって拍子抜けしましたね。要するにこの映画のメインはアイヒマンの捕物劇ではなくてバウアー検事長その人なんですね。なのでバウアーが実は同性愛者だったって話も織り込まれるわけで、彼の苦悩はナチスの残党による妨害や嫌がらせだけでなくて、そういう生きづらさも抱えていたってことです。
バウアーの良き弟子としてアンガーマン(架空の人物)が登場するのもそれを際立たせるためでしょうね。優秀なんだけどうっかりハニートラップ(男の場合なんていうの?)に引っかかって先生どうしましょうってオタオタするの良かったですねえ。おいおいしっかりしろよアンガーマン。
それはともかく、戦後も依然としてナチスの残党が政界の重要ポストにわらわらいて
バウアーのような人を押さえ込もうとしてたというのに驚きですよ。恐ろしいです。

ユダヤ系のバウアー検事長は復讐心からではなく民主主義と人道的理念からアイヒマンを執念深く追っていたんですね。
「暴政に屈服してはならない」っていう言葉がすごく心に残っています。
ザン

ザンの感想・評価

3.3
アイヒマン自身はほとんど出てこないが、その大物を追う執念!それにしても戦後においてもドイツ政府に依然としてナチスに肩を持つようなアイヒマン追跡を妨害する行為があったのは驚きだ。
本当に悪い奴らは裁けない。
nununu

nununuの感想・評価

3.6
こういう勇敢な人がいなかったら、ナチスが行った蛮行は、歴史の闇の中に埋もれてしまっていたのかもしれない。人間として悪事を裁こうとする正義感と執念。どんな組織の中にいても、ブレずに保ち続けなければいけないね。
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