アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」に投稿された感想・評価

よしみ

よしみの感想・評価

3.0
歴史を変えていく

困難に屈せず
目的を見失わず
結果を出した人達

根源は人。人間
思いや考えはいろいろ
改めて
その恐ろしさを知った

冒頭の下りは
どう捉えれば
良かったのかな?
史実で表に出ていることと違う、本当のことがこういう映画で知ることができてよかった。アイヒマンのインタビューを聞くだけで胸糞悪い。国家の中に敵だらけなのに、正義を貫く勇気に感服。
アルゼンチンに逃亡していたアイヒマンを捕まえたのはイスラエルの諜報機関モサドだけど、その裏で暗躍していた検事フリッツ・バウアーを主人公にした映画。
バウアーという人物は後に1963年のアウシュビッツ裁判にもかかわってくる人。その人が実はアイヒマン逮捕にもかかわっていたんだよという話です。1945年に戦争は終わったけれど、その後アウシュビッツ裁判が行われたのは1963年のことなので、この時代(まだドイツ人自身がドイツの過去の罪を裁くには至っていなかった時代)は「沈黙の50年代」と言われている時代でした。その頃の空気がよく伝わってくる映画です。

「ハンナ・アーレント(1961年のアイヒマン裁判)」や「顔のないヒトラーたち(1963年のアウシュビッツ裁判)」を見た人は絶対に見たほうがいいし、これから「アイヒマンを追え」を見る人は、そのあとでこの2つも見るといいと思う。
あき

あきの感想・評価

3.4
ヒトラーがいた時代、それから不明とされてきた真相を暴くため、彼らは立ち向かう。
華

華の感想・評価

4.0
ナチス戦犯の検挙を担当するユダヤ人の検事長バウアーは、アイヒマンはドイツが逮捕して、ドイツで裁き、ドイツは自国が犯した罪と向き合うべきだと考えているが、戦後十何年たっても権力を持った元ナチス幹部が国の中枢にまだ残っている状況。当然のように、内部からの妨害にあう。
ドイツは戦後すぐにナチスを一掃できたわけではなかった、ということを今回初めて知った。しかもドイツは東西に分裂してしまっていて、日本の戦後の雰囲気とはいろいろ違ったのかもしれない。
ワイカ

ワイカの感想・評価

3.6
ホロコーストの中心人物アイヒマンの検挙に執念を燃やした検事長の話。つくりは淡々とはしていますが、事実の重みに圧倒されました。

ドイツは戦後すぐにナチを追放もしくは裁いたものだと思っていたので、ナチの残党がしばらく国の中枢にいたという事実は衝撃でした。そんな敵だらけの中でナチを裁こうとしたバウアーはすごいです。ドイツはこういう人がいたから過去に向き合うことができたんですね。

同性愛が犯罪だったというのもちょっと驚きでした。きれいな女の人と思ったらあの人男だったんですね。

バウアーさんは小野武彦さんに雰囲気が似てて思わずスリーアミーゴスを想像しちゃいました 苦笑。
「ハンナ・アーレント」と合わせ技で面白い。
 かなり偶然での二本立てで観たので、非常に立体的に楽しめた。当時の西ドイツが自国民を裁くという事態も脅威だが、ほぼ終戦から20年近くたっており、時効も近い中でという点もスリリング。
 頼みの検察内部に元SS、ナチ党員がうじゃうじゃいる中での捜査の困難さはほかの事件では類を見ないだろう。
 検事長の駆け引きやトリックも、史実なのだからすごい。10年後にようやくすべてを明かしたというのもうなづける。
 同性愛がサブプロットとして堂々と描かれる。50年代は同性愛そのものが犯罪だったわけだ。弟子の検事の自首が泣かせる。
 これだけの史実としての素材は何本もの関連作を生むのは必然。「ハンナ・アーレント」との併鑑賞でとてつもなく立体的に観ることができた。
ホラ丼

ホラ丼の感想・評価

3.2
扱うテーマのわりに難しくなく、見やすかった。
自国の過去の罪は隠したいよなぁ。日本はそーゆーのないのかな?
ゲイが犯罪だというのも衝撃。
danyboy

danyboyの感想・評価

4.0
1950年代。ナチス高官アドルフ・アイヒマン逮捕にかけたユダヤ人検事フリッツ・バウアーの執念。
アイヒマン裁判を通じてホロコーストの実態が初めて世界に明らかにされたのは1960年代で、それまでは元ナチス残党が政府内や司法官僚にも席を占めてたそうです。
ドイツはドイツ人自身の手で過去と向き合わなければならない。バウワーの言葉が胸にささる。
同じテーマの作品の中ではこれが音楽、撮影の良さもあって抜きん出て良かったです。
ゲイの性行為が「聖書にそむく罪」で禁固刑だった時代背景にもびっくり😣
bana

banaの感想・評価

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政治と正義とは別のものなんだなとあらためて突きつけられた思い。