タイのバンコクが一応メインだがラオスや他東南アジア全体までと視野は広く、テーマも娼婦、武器、麻薬をメインに添えながら絡み合って取り込みあってかなりスケールのデカい作品に仕上がっていて(とはいえ映像的に派手なエロもグロもバイオレンスもないのでそこはご安心を)、劇中内全ての事象や人物がそのカルマから逃れられないと思うとこの3時間の上映時間を擁する意味もあるなと感じた
同監督のサウダーヂを以前観た際にはコチラのコンディションのせいでボンヤリと集中力が途切れがちだったが、今作に置いてはなんのかんのとタップリ堪能出来て他の作品もまた観たいなと思いました
タイやラオスの音楽が抜群に良いのですが、劇中での会話から自然にモーラムに発展する様はさりげないがかなり圧巻だった
今作のインタビュー記事を読むとまた理解が進むので観たあとは一読することをお勧めします
にしてもロードムービー要素ってズルいなあ笑