バンコクナイツの作品情報・感想・評価

「バンコクナイツ」に投稿された感想・評価

【バンコクナイツ】
ゲスい意味での「地上の楽園」の楽園と言われているタイで売春をすることで生活するタイの女性と、そこでビジネスをしたり買春をしたりしている男たち(日本人を中心とした)の群像劇。
前作であり名作サウダーヂ同様に都市と郊外、男と女、先進国とタイ、持つ者と持たざる者のような対比して、それぞれの人物の生々しいリアリティーを曝け出し、社会の構造問題を嫌でも浮き彫りにする。
もう、こちらからしたらリアリティーのハンマーでぶん殴られた感じだ。
こんなこと書くと社会派のお堅い映画に思われそうだが、この映画はしっかりエンタメしている。
まずタイやベトナムの歓楽街、自然、クラブや飲み屋の風景が匂いや温度が伝わる生命力溢れる映像でMVばりに素晴らしい。
登場人物は売春婦、インチキ社長、ジャンキー、プッシャーとなかなかアングラな人々が集まっているのだがどこかみんなチャーミングで寂しくて魅力的。
YOUNG G選曲のタイの音楽が彩りと添える。
そしてところどころの見てて気まずい系のユーモア満載。
前述のリアリティーがちりばめられているといっていたが、そのリアリティーが映画的なファンタジーに転がり、そして最後にリアリティーに戻り、観客に色々考えさせる余地を与えるという映画トリップ感覚がたまらない。
いやぁ、サウダーヂ以来待ち望んだ甲斐があった!
個人的には感動ポイントがいくつかあって「あそこで終わらせた方がいいのでは?」というとこがあったにも関わらず、冗長的に終わったので編集に課題はあったのかとは思った。
とはいえ今年を代表する映画になると思うので、劇場で観るべき!そして空族に次回作も撮らせましょう!! あっ、リアリティーに関して言うと近年の邦画であんなに過剰さがなくドラッグや大麻使用が当たり前に写ってるのも珍しい。
旅行に行った気分になれて、Relux。DVDにならないと聞いて急いで映画館へ。おじさん二人いて、貸切の夢破れる。長過ぎてトイレ二回もいった。
フ

フの感想・評価

3.6
超よかった、映像、音楽、脚本、ポスター、いちいちめちゃくちゃかっこよかった、ラックが話す日本語の危うさとか、どこにいようが夕焼けが美しいとか、行くところも帰る場所もないことは自由でも不自由でもあるなとか、土着する意味とか、全部思いながら観るエンドロールたまらないです
s0o0gle

s0o0gleの感想・評価

2.0
自分もそうだったけどタイに居る日本人はクソしかいないということを知らしめてくれる話。でも3時間は長すぎる。何が言いたいか分からない映画で、まあ何が言いたいかっていうのと映画の良し悪しって関係ないこともあるから良いんだけど、3時間の尺を全く活かせていない。
5回ぐらい「あ、やっと終わるんだ良かった」みたいな気分になり、それを裏切られるのを繰り返した。結構苦痛だった。

จิตร ภูมิศักดิ์の詩とか、「君が売られてしまった」みたいな曲とか、所々良いところもあるんだけど、変な演技の日本人とか、良くわかんないラップのシーンとか意味不明なのも多々。

個人的にはあまり好きじゃないけど、またタイに行ってクソみたいな日本人みたいなことをしてみたいなという劣情を刺激するには十分だったかと。
顔夕

顔夕の感想・評価

3.7
「外側でいるうちは楽園でいてくれる」っていうセリフとか時々あぁ、なるほど〜と思うところはあったし、タイとか東南アジアの文化・歴史に寄り添う姿勢は凄いと思うけど、結局なんかよく分からんかった。
miyabi

miyabiの感想・評価

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おかしな段落、空気と時空の揺らぎ、歪み、それが面白い。救い、宗教観、後半からぎゅっと凝縮されそれが強まり加速する。中だるみは否めないが、欲深く、どいつもこいつも皆優しい。お幸せに
ふ

ふの感想・評価

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他人である線引きをじわじわ考える、どんな人でも民族でも差別(例えば逆差別も含んでの)があるんだと最近続けて大人に言われたので なおさら
前半は私たちの見たくないタイ 後半は私たちの理想のタイ って感じだった

"一度出れば戻れない もう誰も桃だけに価値を見ないから 桃源郷は今生きているじいさんばあさんが死ねばなくなる"

言葉が入れ替わるし聞き取れないこともあるし場面もいろんな場所に切り替わるからかいろんな夢を見てるみたいでクラクラした
みなみ会館は隣に13時開店の居酒屋🏮があるので時間潰すにはもってこい笑

空族作品 三本目 15:35上映
タイ🇹🇭
バンコクの日本人街タニヤ通りで働くニック
指名を受けた相手は五年ぶりに会うオザワだった。。

主人公オザワを富田克也監督自ら熱演
テーマは「娼婦、楽園、植民地」だそうで
バンコクの歓楽街で働く娼婦達、呼び込みや薬の調達、何でも屋をする日本人、そこに足繁く通うIT社長や大企業の幹部達
色々な思惑や策略が交差していく

お店は日本のキャバクラスタイルなんですね
中心部だけではなくタイの田舎町ノンカーイの様子も撮影
ガリガリの飼い犬とかリアルだった🐕

ラオス🇱🇦から出稼ぎに来ている人も多いんだとかタイの中でもなに族かで差別があったり知らないことも多かった

メコン川に生息しているといわれるパヤナーク(巨大な龍?)や巨大なスピーカーで演奏しながら町を練り歩く出家の時にする行事や米軍基地の跡地等様々な要素が入っている

ただ盛り沢山過ぎて最後の方はちょっとわかりずらい部分も多かった。。
ただ4、5年前になるのかもしれないけどタイの現状はリアルに写されていたと思いました☺️


帰り道、ムービックスで「盲目のメロディ」レイトショーで観て帰ろうと思ったが終了時23:30
バス無いことに気付き泣く泣く帰宅😭笑

空族に始まり空族に終わった一日でした😁
日本人キャストの演技(と呼ぶべきものなのか?)に冒頭から入り込めなかった。全体的にぼんやりしていてやたら長く感じるし、己の不勉強のせいであろうが、で?なに?がいっぱい。画は綺麗で見応えあったし、音楽もおもしろかったけど。ただ「タイ行きたいなぁ〜」とは思った。
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