タカシ

ブルー・マックスのタカシのレビュー・感想・評価

ブルー・マックス(1966年製作の映画)
3.8
第一次世界大戦における戦闘機乗りの物語。
アメリカ映画で登場人物は英語を話しますが、全てドイツ人。つまり彼らはいずれ破れ去る事をあらかじめ定められた男たちなのだ。
中でも主人公はアンチヒーローとでもいうような嫌な奴なのだが、前述の事から、そんな奴でもやがて待ち受けるであろう運命を予感させながら物語は進む。

実機を使用した戦闘機アクションは、複葉機三葉機でも充分迫力のあるものになっていて、侮れない。

また初代ボンドガールであるウルスラ・アンドレスの妖艶さ(もっと雑に言うと「エロさ」)は、この作品の見所の一つと言っていいと思う。1966年の作品であり、はっきりとヌードは出ないものの、ギリギリの線で肌を見せており、本当にドキドキします。

凄い制作費がかかっているように見えますが、どれくらいヒットしたんでしょうか?
セルBlu-rayにて。15.12.13
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