ガラスの城の約束の作品情報・感想・評価

「ガラスの城の約束」に投稿された感想・評価

roro

roroの感想・評価

3.4
毒親に育てられた娘の話。
愛があっても子供にしていたことは納得できないけど、強く育つんだと思った。
実話なのが響いた。
寧々

寧々の感想・評価

4.2
🌷映画館

🌷ムビチケ

🌷ニューヨークでコラムニストとして成功を手にしたジャネットの家族と沢山の苦い思い出と愛の物語。

婚約者デヴィッドとクライアントとの会食シーンから始まる。
母はアーティスト、父は事業家と偽るジャネットだが、実は愛と自由と貧困で彩られた辛い過去を持つ身だった。

ジャネットの身体にひっそりと残る火傷の跡は、
売れないアーティストの母が絵画制作に夢中でジャネットに目が行き届かない隙に起きたキッチンでの痛ましい事故と、
入院費が払えない事から父が病院のベッドからジャネットを連れ去った事が原因。

家を追われ、自然豊かな土地に住み、学校とは無縁のモラルと掛け離れた自由過ぎる幼少期を送るジャネット達4人兄弟。

貧困故の自由過ぎる生活は、時に楽しく、時にジャネット達を苦しめる。
父と交わした、ガラスの城をいつか造ると言う夢の様な約束だけがジャネットの心の支えだった。

プールでの出来事やBARでの出来事、そして祖母の家での出来事など、辛い想い出も蘇る。

家を抜け出し学校へ通うジャネットが学費を払えず困っているところへ、
父がギャンブルでコツコツ貯めたお金を学費にと送ってくれた事は唯一父に感謝をした想い出。


家族ってある意味運命共同体の様なもので、勝手過ぎる行動や、思いやりの無い行動は、家族全員を苦しめる事になる。

ここ数日何本か親子の在り方やモラルを描いた映画を観て来たが、
この映画でも同様で、子供にとっては親が全てで、
親が指し示す世界が子供を取り巻く世界の全てになる。

だから、親の都合や、自由の意味を履き違えた生活は、子供にとって決して幸せな生活とは言い切れず、
将来に影響を与える可能性や性格を変えてしまう悪影響も考えられる。

ジャネットは、それをバネにして成功を掴めた強い性格だったから良かったけど、
一番末っ子の妹が心配にすらなる。

でも、大人になり、自分が結婚を意識し始める頃や大きな出来事に突き当たった時、思出だすのは辛い想い出の中にも光る親の愛情だったり楽しい思い出。

何気無く過ごす毎日の中で、積み重ねられて行く家族の絆や愛情の在り方を考えさせられる良質な映画でおススメです✨💠🏰💠✨
キャンプやドライブにて様々な世界を巡り、楽しむ家族が描かれていた。父親のアルコール依存によるコントロールが行えなくなる為に、家族皆を苦しませてしまう。
子供達の必死な自分達の新たな道に一歩ずつ進む様子もある。
結果として父親への愛は変わらぬように、無意識に家族愛はあるのだという感想が強い。
Nakman

Nakmanの感想・評価

3.8
ウディ・ハレルソン好きということで観てきました。

感想ですが、深い作品でした。
アルコール依存、ネグレクト、家族愛、自由主義、貧困などてんこ盛りな作品。

お腹いっぱいというか複雑な気持ちになりました。

お酒飲んでなければ良い父親なんですが、飲んだらもうダメです…。 家族の食事より自分のアルコールを優先し、子供たちがお腹を空かせている。

自由主義で学校教育ではなく自然から学べというスタイル。

大怪我しても病院から連れ出しちゃう。

こんな感じが続くわけです。

ただね、不満を抱くことが多々あっても家族は父を愛してるわけです。

思い出話も父の事ばかり。

家族の形はそれぞれなんだなーなんて思ってしまいました。

あとはね、時々正しいことをズバッと言うんですよねー。

それが子供達の支えになってるという。

人は一つの側面だけで見てはいけないなーと感じました。

また、俳優陣も強烈でした。

主演のブリー・ラーソン、鬼気迫る演技で見事でした。
父親を演じたウディ・ハレルソンはモデルとなった本人そっくりな喋り方、優しいときと最低なときをしっかり演じ分けてました。
母親役のナオミ・ワッツは食べ方等の役作り、小汚いホームレス感を作り切ってて良かったです。

音楽も良かったです。
The LumineersのSleep on the floor、買っちゃいました(笑)

観て爽快という作品ではないですが、興味ある方は是非。

以上、「ガラスの城の約束」レビューでした。
かなた

かなたの感想・評価

3.8
ほんとはこれ観た後に他をはしごするつもりだったんだけど無理、重くて深いとこに落ちた

両親共クレイジーで、虐待だっていうひといるんだろうなと思うけど
ここまでじゃなくても両親からの影響で生き辛くなってるひといるんだろうし、たしかに学校行ってなかったりごはんなかったりアル中だったりと最低な親だけど、それでも子供に対する愛はある、と思えてねぇ。
パンフにあった、両親の子育てタイプで、
わたしは③の親を憎み続ける、だと思うし、この映画みたいに父親のこと笑って許せる日なんかこないと思うから、子供時代は大変でも、許せるほどの愛を感じていたジャネットたちが少し羨ましいなんて思ったりした。
自分の中の許したくても許せない気持ちに気付いて息苦しい。わたしはまだクソの中にいるんだな、なんて。
わからない、こんな親最低!とか怒ってるひとたちのことも羨ましいよね。
わたしの現実はこの映画寄り。
imkm

imkmの感想・評価

-
★★★★☆
【ホラーでしょこれは】

一見いい話に見えるのは、当事者がそう思い込もうとしているからで、実際はかなりとんでもない話じゃない?
酒浸りの父親と、現実から逃避というか遊離する母親。愛情がまったくないわけではないにしても、育児放棄され、教育も放棄され(「はじまりへの旅」のように明確な方針があるわけでもなく単なる詭弁で)、借金取りから逃げるために転々とする毎日。
そんな父親もまた、毒親(とくに母親)に育てられたかわいそうな人なんだけど、だからって免罪されたんじゃ子どもが浮かばれないよ。
「凪待ち」の慎吾ちゃんのように、本格派ダメ人間だとしても本当の子どもの危機にはなにがあっても助けようとするような、そんなシーンがあればまだよかった。火傷を負った娘を病院から連れ出すなんて言語道断。殺す気か。
というわけで、本人がよくても俺が許さん!というようなとんでも映画でした。
157
大草原

大草原の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

父親レックスと娘ジャネットの話。

親子関係であることが無条件に、愛情をもつ。故に、好きなのに信頼してるのに裏切られる。許す。その繰り返しなんだなと思った。
家族の良いところと他人には抱かない独特の怒りの感情。

娘は
世間の目を気にして、取り繕った綺麗な家庭を想像するが、現実は簡単な問題じゃ片付かない。丸く収まらない複雑な家族関係。

きょうだいも多いながら、
なぜ、真ん中の娘ジャネットがあそこまで父親と向き合おうとするのか。

家族に対する愛情は平等と当然のように思っていたけど、計りようのない価値だし、重みが違って当たり前なのかもと思うようになった。


最後に思ったことは、
何気なく育てられている一つ一つの言動やものの考え方揺るぎない何かというものが、自分の大きな決断をするときの、指標に自然となるのが、散々悩まされてきた父親だということ。

人生の中で1番いい意味でも悪い意味でも頭の中で思いを巡らせ考える時間を費やした人。そりゃ似るよなっておもった。

個人的にはノンフィクションよかったけど、最後フィクションでいいから、ガラスの城つくってほしかったなあ、

#初デートには中々重かった
#良き思い出
キョウ

キョウの感想・評価

3.8
娘のジャネットと父レックス。


本当の親子愛。
レックスはあまりにも破天荒。とてもじゃないが良い親には見えませんでした。ただ、そんな中に一粒二粒だけ好きになる部分がある。そういうところを大切に思えて、最後に親を大切に感じることができたのかな。


家族とは何かを考えさせられます。
ただの綺麗事だと言ってしまうこともできるのかもしれません。この映画の見せ方として、子供時代と大人時代が交互に流れます。

その手法から感じたのは、
それまでどんな風に思っていても、時間が流れるということは気持ちに変化をもたらすということでした。これはある意味リアルで深い。



どこか弱さを湛えた父レックスを、ウディ・ハレルソンの演技がうまく表現していましたね。
でも一番良かったのはブリー・ラーソンで、娘ジャネットの親に対する怒りや慈しみや、迷いも見事に表情で表されていました。


総括して見ると、
最初にあるレストランのシーンと
終盤にもある似たシーンの対比が面白いです。

幸せとは家族みんなで食卓を囲んでおしゃべりをすること。また、そこにいなくてもそこで話題に挙げてもらうことなのかな。
baron0824

baron0824の感想・評価

2.5
想像していた以上に両親がかなりクレイジーだった。でも最後のエンドロールで流れるそれぞれの笑顔が印象的。一緒に過ごした濃い時間があったからこそなのかな、家族にしか分からない関係性というか一見すると理解できないけど、心のどこかでは自由な暮らしに憧れてしまったのもまた事実。一言の感想としては、確実にたくましい人間になれるってことかな(笑)
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