弐瓶勉によるSFコミックを、瀬下寛之監督とアニメーションスタジオのポリゴン・ピクチュアズのタッグでアニメ化した作品。
日本のアニメにありがちな、静かでゆっくりとしたお話の進み方。
正直、こう言う作り方だと内容を把握するのがちょっとしんどいんだけど、本作品、要所要所のアクションシーンは見応えがありますので、1時間40分程の作品にしては、あっさり終わってしまうので、見応えがあります。
しかし、もう少しなんて言うかな、内容を見ている方に上手く伝えて欲しいな、また、ラストも正直、「これで終わり」って感じかな・・・
もう少しスピーディに色々な方向より喜怒哀楽を乗せて作って貰えば、もっと良かったかな・・・
ま、設定や題材は良かったし、決して悪い作品でもない。
でも、終わった後、なぞも残るので、何とも言えない部分もあるな・・・
原作って10巻位あるので、それをこの1本にまとめるのも難しいか・・・しかし、原作を知っている人には、予備知識もあるからもっと楽しめると思うし、原作ってもっと台詞が少ないよね・・・
原作を知らない人でも楽しめるけど、出来れば原作を読んで見た方がいいかもしれない。