噛む力がまるでない

BLAME!(ブラム)の噛む力がまるでないのレビュー・感想・評価

BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)
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ポリゴン・ピクチュアズのクオリティが素晴らしかったなあ。
この会社のアニメーションをはじめて見たのが「シドニアの騎士」なのですが、その時は(悪くないCGだけどね……)ぐらいの感想で、この映画はほぼ違和感なく感心の連続。
冒頭、づるさんがヘルメットを取るシーンには鳥肌立ちました。

原作未読ですが、見事なまでの説明台詞のオンパレードでわかりやすかったです。霧亥さんの行動理念が謎すぎて疑問に思うところもありましたけど、カッコいいからまあいいかー! 無口は正義!

丹念に作られたルックや日本っぽい風俗のある世界観など、普通に楽しい映画でした。エンディングのシークエンスもクール。
シボさんの三段階変化は面白く、第三形態には思わずブフー!と笑ってしまいました。
あと宮野真守ちゃんの「へい!」な!