「クオリティ十二分のザ・ジャパニメーション。」
Netflixでも劇場公開と同時に世界配信された所謂近未来のディストピアSF。
とにかく画のクオリティが凄い。これ全編CGらしいんだが、CGって質感じゃなくアニメの画としてグリグリ動いてるような感じだから変な違和感が無くとにかくキレイ。ここ最近見たアニメでもトップレベルのクオリティだった。
原作未読なんだが、専門用語がバンバン出てきて途中からなんとなくしかついていけなかった。しかも、結構多くの謎を残して終わるのでその先が知りたいと思ったら原作を読めってことなのか。それでも一つのストーリーとしては纏まってる方だとは思う。全部をやるのは俄然無理な話なので、取捨選択が良かったのかな。
それでもちょっとついていけないトコがあったのは否めない。冒頭に世界観の説明を入れたりとか色々と工夫してなんとか付いてこれるようにしてくれている姿勢はヒシヒシと感じるたんだがナ。世界観よりも主人公、霧亥（キリイ）が何者なのかが分からないまま終わるのがモヤッとする原因かも。まあそれでもこのクオリティ含めて結構面白かった。てか原作を読みたくなった。
