クリスマスも近いので、まずは旧約聖書のヨセフから。コメディタッチのミュージカルで、旧約聖書について歌で教えてくれます。
小学校の体育館の舞台で歌のお姉さんの司会で小学生と先生たちが聴く形で始まり、次第に子どもたちも参加し、舞台と客席が一つになっていきます。ラストで先生方も舞台にいたことがわかります。音楽もダンスも楽しかった!
アメリカ的なヨセフなので、ロックが中心。背景も西部劇だったり、エジプトのファラオがカツラを取るとリーゼントともみ上げのトム・ジョーンズになったり、フレンチカンカンあり、レゲエあり、お祭り気分のミュージカルでした。
ヤコブに可愛がられたヨセフは11人の兄弟たちに嫉妬され、エジプトの商人に売られ、商人の妻に誘惑され投獄。ファラオの夢の解析で飢饉への備蓄を助言してエジプトでの苦難を越え、最終的に兄弟たちと和解。
なんて話知らなかった。
歌のお姉さんの
「詳しいことは◯章読んで~」
には笑ってしまいました。
さて、ヨセフの次はモーセ。
モーセと言えば『十戒』。長尺なので悩む~と思い、キリストの家系図の順番で観るとしたら…と調べたら、びっくり! こんなに複雑な親戚関係だったとは。
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アダムとイブから始まっているのは神話だからいいとして、アダムから7代目がヤコブ。そこからキリストは37代目。計算間違っていなければアダムから44代目がキリスト。途中のご先祖さまの名前も全部あり、部族の背景も書いてある絵図を発見し、旧約聖書の奥深さにおののきました。
旧約聖書の物語は昔何度か読んだけれど、モーセの十戒、ノアの方舟しか覚えていないです。それもあやふや。
音楽はロイド・ウェバーでした。