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太陽を掴めのカーネルのレビュー・感想・評価

太陽を掴め(2016年製作の映画)
3.5
俳優としての中村祐太郎はよく知っているが監督作はこれがお初。長編デビュー作。
ストーリーは目新しいわけでなく、全体的に粗っぽいんだが、ヒリつく感じが青春映画だ。私としては褒め言葉のB級映画はこーでなくちゃ的一本。

①ボキャブラリーが圧倒的に不足しているが、優しく不器用な暑苦しいバカを吉村界人が熱演。歌も頑張ってた。
②のちに「愛がなんだ」のテルちゃんをやる岸井ゆきのは、やはり面倒な女をやらせたらピカイチ!ハードなキスシーンはちゃーんとエロかった。
③一番スマートで賢くやってるつもりだが、一番愛に飢えているカメラマンを演技巧者、浅香航大がきっちりこなしている。
④大好きな松浦祐也のクズっぷりが最高である!
⑤「野火」で見つけた森優作、幅広い役者になってるが今回は凡庸で、もったいない

一つ文句言いたいのは、押し入れに二人が入って………のところで、なんだあの星空は!ヒリヒリが台無し!ガン下がり!
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