マッド・デイモン主演。
イラク戦争の根拠となった大量破壊兵器の存在。
でも、それがアメリカ自身によって捏造された情報だった、という内幕を暴露した作品。
物語自体はノンフィクション小説を基にしたフィクション。
でも、描かれている物の中に事実が散りばめられている気がする。
イラク戦争に関わる知識を幾らか知ってないと、この作品を観たときの印象は変わってしまうと思うし、話がフィクションなのにこの展開だとレビューのスコアが低いのも納得してしまう。
戦争の根拠となった情報が嘘だったなんて闇が深すぎる。
混迷を極めるイラク。
振り回される兵士達はたまったもんじゃなかったでしょう。
本当の事を言いたくても言えなかっただろうし。
勝ったことのみが強調され、事実は政治に翻弄され変遷していく。
ノンフィクションとして見られたら良かったけど、そうはいかなかったのが残念かな💨
