てるる

猛獣大脱走のてるるのレビュー・感想・評価

猛獣大脱走(1983年製作の映画)
2.5
動物園の猛獣たちがおかしくなって大脱走するやつ。

「デジャヴ映画」だった。
なんか前にも観たことあるわ…。
ネズミがカップルを襲うシーンで思い出した。

やっぱホラーやパニック映画でイチャイチャしちゃダメ、ゼッタイ!

動物園だけじゃなくて下水にいる大量のネズミや盲導犬までおかしくなって人を喰い殺すので動物好きな人にはオススメ出来ません!

オープニングのどっかの誰かの名言ぽい引用からして現代社会への警鐘を鳴らす作品なんだけど、それがあまり伝わってこない。

ストーリーは雑だし、キャラに魅力を感じないのが残念。

主人公らしき男性はフレディ・マーキュリー?てくらい口髭と胸毛を強調してくる。
イマイチ何の仕事してるのか分からないけど、とにかく動物と仲良しなのと主人公補正で絶対に動物に襲われません。

代わりに高慢ちきな勘違いヒロインが頑張って襲われる。

それにしてもラストのブツ切り感は凄まじいので観てて「え?」てなる。

ストーリーは微妙な代わりになかなか面白いシーンはちょいちょいある。

ゾウや牛の大群が街を徘徊するシーンはなかなか圧巻。

猛獣が人を襲う映画なので、噛み殺されるシーンは人形感丸出しなんだけど、ガチで本物のトラやライオンに人を絡ませてる映像などもあって、そこは撮影大変だったんだろうな。

1番好きなのはチーターとのカーチェイス。
動物と街中でカーチェイスなんて観られるのこの映画くらいじゃないかな。

あとちょいちょいグロシーンもあるので苦手な人はご注意を!
てるる

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