りんごチャン

猛獣大脱走のりんごチャンのレビュー・感想・評価

猛獣大脱走(1983年製作の映画)
3.4
80年代かぁ。今では撮れないであろう映像が逆に新鮮。

オープニングから異様オーラが漂ってる。北イタリアのどこかの街。川を流れるブクブクあぶくが立った水。街に捨てられた大量の注射器。しつこいぐらい出てくる“zoo”の看板。そしてそして冒頭にして私の中では一番の衝撃映像…ホンモノの馬の梨割り!ホンモノは他にも。脱走し街や滑走路を闊歩する動物たちもホンモノ。バーナーで焼かれるネズミもホンモノ。す、すごい…

一応?ストーリーもあり、動物たちが凶暴化し脱走したのには壮大な原因があったのだ。恐怖を煽る効果音がオルガンの音みたいで恐怖効果ナッシング。でも私たち人間の娯楽の為に動物たちが身体を張って演じてくれた事を思うと低いスコア付けれない。