イタリア製アニマルパニックホラー。話もオチもないに等しいけど、猛獣たちが役者(とスタント)とめちゃくちゃ絡むのが凄い。
本物のライオンやトラ、ハイエナ、チーター、シロクマ、ゾウなどが登場し、公共機関や街を駆け回る。
人間が食いちぎられるのを長々と映すため非常に悪趣味で気持ち悪いのだが、作り物の人や傷がチープなのでまあ見られなくはない…。
それよりも本当にライオンが他の動物を襲うシーン、ネズミを焼き殺すシーンはショッキング。
前者はドキュメンタリー番組ならまだしも、フィクション映画のためにここまでやっていいのだろうか。
イタリア映画だからか何となく独特な雰囲気。キーパーソンのような盲目の紳士が出てくるが、特に活躍はしなかったり…。本当になんだったんだあの人。