ブラック企業で働く主人公
肉体的にも精神的にも疲れきってしまい、プラットホームから列車に吸い寄せられるように飛び込む寸前を、幼馴染みと名のる男に助けられる。
ところが幼馴染みの友人とばかり思っていた男は、すでに自殺して死んでいた事を知る。
いったい彼は誰なんだ…
ちょっとミステリアスな予告編にひかれて観賞。
もう少しコミカルな映画かと予想しましたが、思ったよりもシリアスで真面目な作品でした。
ブラック会社の描写は少し極端にも感じますが、私も２０代の頃にこの作品の主人公に近い経験をした事も有り、30年前を思い出して何か身につまされる物がありました。
(~_~;)
映画としては、仕事を辞める決心をするまでの展開、エモーショナルな面白さ、爽快さはとても良かったと思うのですが、仕事を辞めてからの結末までが、なんだかグダグダした感じを受けてしまい、その辺がなんとも残念な作品でした。
