ちょっと今から仕事やめてくるの作品情報・感想・評価

「ちょっと今から仕事やめてくる」に投稿された感想・評価

yasuo1110

yasuo1110の感想・評価

3.8
今の日本をよく表した作品なんじゃないかな。ホワイトに勤めてる自分が観れば他人事に見えるけど、それでもちょっと胸が騒つく。何だかんだ終わり方はとてもクリーンで良かった!
自分の人生は誰がため


ブラック企業に勤め疲労困憊なリーマン、青山が小学校時代の同級生と自称する謎の男ヤマモトと出会い成長する様を描く

中盤までは普通に面白かったが後半にかけてやや冗長に感じた。

部長のパワハラシーンはかなり心病んでしまった。普段はお茶目なオジサンに扮する吉田鋼太郎の演技が光る。「すいません、申し訳ありません」を連呼するシーンは見てられない…だからこそ、実家に帰省するシーンは無条件に感動させられてしまう。「ちょっと今から仕事辞めてくる」の言葉には良い意味で軽く、それでいて主人公の成長を確かに感じられた。工藤阿須賀の清々しい微笑みは間違いなく今作の白眉。

冗長に感じたのはその後の展開から
今までフォーカスされなかった、ヤマモトの過去が明らかになるシークエンスが始まるわけだが、非常に説明的つまらなかった。演出によってはかなり感動的な場面になりそうだが…ここは福士蒼汰の演技が明暗を分けた様に思う。ちなみに関西弁はほとんど気にならなかった。

ブラック企業を根本的に解決するという方向性には振れず、辞職するしかないというのは悲しい現実だがこればかりは仕方ないだろう。観賞後前向きになれる温かい作品だった。
福士蒼汰の演技がやっぱり苦手なのを確認。
黒木華はかわいいのを確認。
Ethan

Ethanの感想・評価

4.2
「ちょっと今から大学辞めてくる。」

そんなことが言いたくなって、この映画を観た。
ブラック企業では働きたくないな。これ思った。
ちゃんとした企業に就職しなきゃ。これ思った。
そのためには大学卒業しなきゃや。これ誓った。
冬のプチ鬱を治さなきゃだめやな。これ考えた。
朝早起きしたら必ず一杯水のもう。これ決めた。
朝は洗顔使わないでお湯で顔洗う。これ決めた。
積極的に陽の光を浴びること意識。これ決めた。

人生なんて、なんやかんやうまくいくもの
仕事にも、これからの人生にも、行き詰まっている私。
最初の方、見てるのが辛いというか、気分が悪くなるほどのブラック企業の描写。そして仕事ができない?主人公の、自己肯定感の低さに、悲しくなった。

福士蒼汰のエセ関西弁は少し鼻につくけれど、これくらい明るい人間が近くにいてくれたら、自分も明るい気持ちになれるかな〜と。

人の人生は、その人のためだけでなく、その人を大切に思う人のためにある。ごもっとも。

現実的ではないけれど、仕事がつらいと思ってる人にとっては見る価値はあるかも。
まる

まるの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

『ちょっと今から仕事やめてくる』

というタイトルからして、ブラック企業に勤めてる人が会社辞める話であることは容易に想像がつくわけで、実際そういう映画だった。

細かいこと言ったら、辞めるに至るまでの話にこの映画が伝えたいことが描かれているので、上記のように簡単にまとめてしまうのは申し訳ないのだけれども。

ブラック企業の営業マンで、成績が悪いため上司のパワハラに遭い、精神が蝕まれていく青山隆を工藤阿須加が演じ、青山の小学生時代のクラスメイト、ヤマモトを福士蒼汰が演じている。

このヤマモトのことを青山は覚えておらず、実際はクラスメイトじゃなかったことが後に分かるわけだが、そこは重要じゃないので、「実は同級生じゃないのでは?」と思われるように描かれている。

重要なのは、そんなことじゃない。

仕事辞めたいって思ってる人や、辞めるに辞められず思い詰めちゃってる人は、騙されたと思って観てみたら良いと思う。

無駄にしたと思ったとしてもたった2時間だし、気持ちが楽になったなら儲け物だ。

正直、私は全然共感できなかった。

そもそも、会社を辞めたいと思ってないからそういう精神状態になってないわけで。

なぜ青山が上司に立ち向かわないのか不思議でならなかったが、そういうタイプの人だからこそ思い詰めてしまうのだろうし、それも性格だから良い悪いじゃないのが難しいところなのだろう。

会社なんてただの箱なのにねぇ。

エンドロール見てたら、劇中歌の作詞が青山隆になっていて、登場人物と同姓同名なのは何か理由があるのかな?と思って調べたら、原作で青山隆が自作した『一週間の歌』ってのがあるらしい。

映画の序盤に、テレビで外国人が歌ってるシーンがあって、サラリーマンがハマってる曲ってことになってたけど、あの歌が原作では青山隆が作詞したものなのね。

たしかに、テレビ見ながら青山が「これって俺じゃね?」って言っていたな。

共感できない人生で良かったと、つくづく思う。
miiiii

miiiiiの感想・評価

3.0
仕事なんていくらでもあるし、正社員じゃなくたって生きていけるし、死ぬほど辛いなら辞めればいいだけじゃんって思えるのは、心が健康な時。

心が弱っている時はそんなことも考えられなくなるんだよね。

全てきちんと回収して、救われる終わり方だった。久々に全く疑問点のない映画を見た気がする。


福士蒼汰の関西弁はなんでなん?って感じだったけど、よりハッピーな奴に見せるためだったのかしら?
いい話風にまとめてるけど会社に夢も希望もない話すぎてただただ憂鬱な気分になった…主人公も真面目すぎてバカすぎてイライラしかしなかった。

会社辞めるときに、なんだその歯磨きのCMみたいな笑顔は怒られるのは面白かった
Ricky

Rickyの感想・評価

3.9
原作に勇気をもらった。
映画はちょっと脚色してあるけど
伝えたいことは同じ。

人生、生きていれば何とかなる。
心からそう思う。
心のどん底を味わった人に
響く作品だと思う。

バヌアツが懐かしくなった。
楽しそうに生きてるあの人たちが
懐かしくなった。
また行きたいな〜。
akinko

akinkoの感想・評価

3.3
アマプラで鑑賞。
吉田鋼太郎のやり過ぎ感をもう少し抑えたら、よりリアリティがあるのかなぁと思う。
中盤まではよかったが、終盤の間延びした感じがまさに邦画。

仕事が合わんならとっとと辞めるべき。
社畜自慢する人がいるが、あれはなんなんだろ。
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