にゃんこむ

斉木楠雄のѰ難のにゃんこむのレビュー・感想・評価

斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)
3.6
疲れているとハラハラしたり感動したりする映画を見るのがしんどいので、気楽に見れるのが福田監督作品の良いところ。そういう点では日常アニメみたいなスタンスで見てます。

原作未読です。
福田監督テイストが好きすぎるので、この作品も満足でした。
原作未読だったので、ついていけないようだったら原作読んでからにしよ~と思って見始めましたが、特に気になるところもなく最後まで見れました。逆に、原作を知らなかったから、ダラダラしたシーンも新鮮味があって良かったのかも。

『銀魂』と比べてしまうと、アクション要素も少ないし、映画館映えはしないかもしれません。
リビングでソファでくつろぎながら見る分には良かったです。

セットが全体的にチープだったり、脇役やエキストラが全体的に年齢層高すぎっていう雑さも好き。
マラソン大会のめちゃくちゃ雑な合成の仕方とかも好き。
メガネのくだり、周囲の気配わかるなら目を閉じればよくない?とか、突っ込みながら見れました。

山﨑賢人さんの真顔からの心の声の突っ込みが個人的にハマりました。失礼ながら、変顔のシーン以外真顔だから演技が楽そうだなぁ、なんて思ってしまったり(笑)

それにしても橋本環奈ちゃんは無敵ですよね。
あそこまで全力で演技が出来るなんて尊敬するしかないじゃないですか。『暗殺教室』『銀魂』など他の出演作も見たことがありますが、個人的にはこの役が一番ハマり役な気がします。
にゃんこむ

にゃんこむ