140字プロレス鶴見辰吾ジラ

HiGH&LOW THE RED RAINの140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

HiGH&LOW THE RED RAIN(2016年製作の映画)
1.3
”強く生きろ”

必要なものは?

”忍耐”


邦画屈指のアクション風映画。

徹底したアクションとスローモーションカットによるエモーションと外連味。イケメンが大活躍、イケメンが怒る、イケメンが嘆く、イケメンが泣くというプロモーション映像的なエモーションの押し売りがスパイスとして効いていて味わいがない。銃で撃つ→爆発するというアルマゲドン以下の偏差値でも教習所の試験に受かるのだと痛感させられる。

高速道路風のところでカーチェイス風のスリリングな必殺仕事人風のバトルシーンがクライマックスにあるが、一瞬に映るGoProカットは唸って、マイケル・ベイが巨匠に思えるアクションの不明瞭さがスパイスとして効いていて、味が分からない。

カーチェイス&銃撃戦にて「ジョン・ウィック」のキアヌ・リーヴスの凄さ時間差で堪能できるのは間違いがない。

とにかくガラの悪いユーチューバーのような人たちがたくさん出ていた。

応援上映という鑑賞形態が出来たことで、一躍外連味のジャンクフードのような本作の利用価値が生まれたことが最大の発明である。