3世代に渡るカラーティ一家の物語は、この家族や友人らと一緒にイタリアの1960年代から現在までの社会を目撃するように、読み出したら止まらない歴史小説を読むようにのめり込んじゃいました。
●ローマ
一…
ジョルダーナはカラーティ家を通して何を描き出したのか。
この家族の物語の最大の事件は?それはマッテオの死だった。だが、ジョルダーナが描いたものは死だけではなかった。この映画ではむしろ、二コラ・マッテ…
La vita, storia, amore, mancanza, politica, e il tempo perso. Tutto che una famiglia aveva in quest…
>>続きを読む人間関係が人を形成するということがしっかり描かれていて、その中での人と人の巡り合いは偶然だと、でもそのあとの人生は偶然から生まれた運命なのだと。とにかくそういう事や何やら色んな事が描かれていて長いん…
>>続きを読む映画に魅入るって、こういう事ですね。
表情をじっくり見せる演出が秀逸。彼等の表情にみえる感情が胸に響くのが全編続くため、知らぬうちに時間が経過していき、長さが感じられない。 こんな、一気に観れる6時…
別離と再会の反復が、現代社会の実相を、人生の悲喜交々を照射していく壮大なる年代記。
古典的な人物造形がいい。感受性が強すぎるゆえ、現実と上手く折り合いがつけられず愛を表現することに不器用な弟マッテオ…
このレビューはネタバレを含みます
イタリアの風景の美しさ。
大学生から中年まで演じた役者陣のビジュアル面はよかった。
濃い顔の兄に比べ、弟はあまり印象に残らない顔。
弟の自殺はショックだった。
結局弟の嫁とくっつくのかー。
話はそん…
前に観た『ショア』が9時間半だったのに対して、この作品は前編と後編合わせて6時間。『ハッピーアワー』といい、最近長い映画じゃないと萌えなくなっている気がする(あ、前編と後編きっちり分けて観ましたけど…
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