ゆっけ

新感染 ファイナル・エクスプレスのゆっけのレビュー・感想・評価

4.0
密室パニックアクション映画として最高なのは、もちろん、人間ドラマ(家族)の描き方が秀逸です。

昨年は、『アイアムアヒーロー』にて、日本のゾンビ映画がすばらしかったのですが、
今年は、ぜひ韓国のゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』を観て欲しいです。

ゾンビ映画という括りで説明してしまい、「グロい苦手、、、」と敬遠してしまうのは惜しいので、ハラハラドキドキするアクション映画(ディザスタームービー)を観るような気持ちで観ることおすすめです。

というのは、よくあるゾンビのグロさ部分は最小限に抑えていて、別の部分で恐ろしさを表現しているから。
新幹線という密室で起こる悲劇と、そこで起こる人間同士の争い(エゴとエゴ)が非常に緻密に描かれています。

豪華客船が転覆し船体の上下が転換してしまい、生き残った数人が何とか脱出しようとする話『ポセイドン・アドベンチャー』を彷彿させます。

韓国ドラマって、家族を中心としたドラマを大事にされていますね。父と子、夫婦、姉妹、若い恋人、絶対絶命の極限状態の中で、何を信じて、守って生きていくか?

キャラクターの描写がきちんと描かれているから、共感を得られます。自己中心的だった父親が、子供と周りの人たちを通して成長していく。

手に汗握って、最後まで楽しめる、エンタメムービーでした。

(娘が、どうしても最後まで息子にしか見えない件、、、)