ぺふ

新感染 ファイナル・エクスプレスのぺふのレビュー・感想・評価

4.0
いい映画じゃないの。こんな面白タイトルにも負けない、素晴らしい内容だよ。

ゾンビとか弾丸列車とかそんなの刺身のツマ。人間ってどこまで冷酷に、また優しくなれるのかっていう、深遠なテーマです。

どんでん返しっていうのも安っぽいけど、意表をつく展開の連続で、テンポよく飽きさせずに話が進んでいくので退屈しない。

主人公の大沢たかお似のファンドマネジャーがやな奴だったけど、ムスメとまわりのに感化されてヒーローになっていくくだり、娘が学芸会で歌えなかった歌を歌うくだり、いいです。

それにしても韓国の映画は、財閥とかファンドマネジャーとか金と権力持ってる人に対して嫌悪感凄いね。どんな映画にも大なり小なり入ってるよね。バス会社の人の酷いこと。
これは彼ら無しではやっていけないことへの自虐なのかしら。
また、女子高生が学園のアイドルなのかただの勘違い女なのか分からず、もやもや。後でパンフレット見たらアイドルやってたらしいので、学園アイドルが正しいらしい。でも韓国アイドルにしては整形が甘いかなあ。
おばちゃん姉妹はいい味でした。あんな不思議な髪型、普通なの?

題名に騙されることなく、先入観なしで見ましょう。楽しい。
ぺふ

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