トラヴィス

新感染 ファイナル・エクスプレスのトラヴィスのレビュー・感想・評価

3.6
なんて日だ バイキングよろしく、娘の誕生日に世界がクレイジーに。

改めて第二世代のゾンビ映画は、激しいです。

2000年代以降、ロメロのゾンビ定義に新たな定義が足されて走り出したわけですが、ヒヤヒヤ感促進剤としては有効なものの、人間の生裸の汚さと反対に美しさのようなものの露呈が少なくなってきたように思いつつ、とは言え本作ではそこに注力がなかったわけでは無いようで、新たに鳥目なゾンビという定義も加えつつ、韓国特有なちゃんちゃら〜というソースが上乗せされてまだ見ぬ作品を見たというような感覚が毛細血管の端々まで支配していきまして、どうやら、たくさんの人の感想に感染されたようだという結論に至ったのです。