ピッツア橋本

新感染 ファイナル・エクスプレスのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

5.0
“韓国映画は考えた『つうかさ、新幹線の中でゾンビ映画撮ったらかなり新しくない?』そして世界初の超特急パンデミックムービーが幕を開けた”

まずあれこれ語る前に一言。
メチャクチャ面白い!!

ゾンビ映画ってシチュエーションが肝なのはわかってたけど、こんなにもフルスペックで走行中の新幹線という密室空間が噛み合うとは想像も出来なかった。最高のアイデアだと思う。

一つとして無駄なシーンはなく、極端なアクションに頼ることなく、追い詰められたキャラクター達の人間性や国民性にスポットを当てているのもまたとても好感が持てた。
しっかりとキャラ個性を活かしながらバランス良くスポットを当てて人間ドラマを描いてるし、この手のサバイバル作品で重要な生き残り順も俺はこれで正解だったと思う。納得。

ネタバレに抵触したら申し訳ないが、あとゾンビ映画的の基本設定を保ちながら、撃退法にガンアクションが一切出てこないのが良かった。
肉弾戦やバット、そして車両の特性を活かしたアイデアでピンチを回避していく様に創造力を掻き立てられた。

本当に良い映画だと思う。
最高に緊張感あったし、ワクワクした。
ラストも良いなあ。全部良いなあ。
ピッツア橋本

ピッツア橋本