Otun

新感染 ファイナル・エクスプレスのOtunのレビュー・感想・評価

2.9
公開中、かなり評判がよかったので今さらですが、レンタルで鑑賞。

『新感染』。
まず、列車の中での感染物と言う所以外は全然「新感染」じゃなかった。
ベタな物語。安っぽい映像。突っ込み所満載な演出(「さっきの位置関係だったらその列車絶対間に合わんやろ」とか、「スマホもっと使わんかい」「目隠し他に方法ないんか」「日が暮れるまで待てんのかい」とか、)、登場人物達が出揃ってる状況の中で、頭を使わない事に、頭に来た。

密室劇の中での勢いや、ハラハラはあるけどディテールが甘すぎる。
傑作揃いの昨今の韓国映画で、こんな空振った作品がむちゃくちゃ久しぶりで、そこんとこは新感覚、新感染やった。

『28週後』なんかで感じる、ゾンビ物、感染物の非情さや哀愁を、ちゃんと現実の様にこちらで感じたかった。
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