韓国の子役はなんて真に迫る演技をするのだろう…。どんな映画で出会っても度肝抜かれる。現実に近い、生々しさを潜ませながら自然なところが素晴らしい。
ストーリー自体はテンポもよく見応えのある映像に終始食い入るのだが、残念だったポイントが一つ。ゾンビの恐ろしさがイマイチで足りないのだ。ゾンビの知能も低いから、途中笑ってしまう部分もあったが、もっと異様な雰囲気が欲しかった。もしゾンビ自体に震え上がっていたらもっと高いスコアを誇っていたと思う。
レンタルした時は、まさか泣かされるとは思わなかったけど、韓国映画の重みの真骨頂はそこに詰まっていると思うので、らしさが出ていて良かったが、心が締め付けられ苦しかった。
お金持ちだが利己的だった父親が、思いやりのある娘や周囲の人によって変わっていったり、沢山の人の感情や、それぞれの愛が垣間見れて、人情的な部分は青スーツのおじ様を筆頭にビシバシ伝わってきて全体的に人間ドラマもしっかりしていたので、パニックものとしてはかなり素晴らしいのではなかろうか。
韓国映画にありがちなポイントなどを見つけると嬉しくなってしまうのも魅力。
映画館で観たら 凄かっただろうな!!!