さよなら種田

新感染 ファイナル・エクスプレスのさよなら種田のレビュー・感想・評価

3.6
子供を母親のところへ連れていくために乗った新幹線でゾンビが発生し戦うお話。

ゾンビ+ヒューマンドラマでの構成となっており韓国らしい表現で描かれている作品。

ゾンビの特徴としては動きの気持ち悪さとスピードを併せ持った高性能タイプ。この手のゾンビから逃げるのは一苦労。
走って襲ってくるので逃げるというよりも
戦うという立ち回りになってしまうパターン。
それに今作のゾンビは力も人並みにありそうというほぼ弱点無しのタイプ。

中盤当たりで唯一の弱点を生かした作戦を立てるなどありきたりではあるが戦略的なシーンも描かれている。


上記でヒューマンドラマとしたのは主人公である父親が他人に助けられながら成長していく様子や家族愛などが見られるから。

終盤には涙を流してしまうほど主人公に感情移入してしまいました。

良きシーンばかりではなく恐怖に充てられた人間の底の汚い部分も描かれており韓国らしさも感じるドラマでした。

ハリウッドのような大迫力のシーンなどではなく、臨場感を意識したカメラワークやCGに工夫が見られるアクション。

正直緊張感に欠けたのはマドンソクのようなパワータイプで場を和ませるキャラクターがいたせいでもありますが、彼のような人物がいなければ主人公も変われなかったと思いますのでドラマ的にはアリ。

作中のホームレスに対してずっと実感を抱いていた自分が悔しい、してやられましたね。