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新感染 ファイナル・エクスプレスのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

3.8
韓国の新幹線(高速鉄道)内を主な舞台にしたエンターテイメント・ホラーで、感染して人に襲いかかるゾンビのような群れからのサバイバル劇。
アニメーション監督ヨン・サンホが初めて手がけた実写の長編映画。
原題:부산행、(英)Train to Busan (2016)

妻と別居中のファンドマネージャーのソグ(コン・ユ)は、誕生日に母に会いたいという娘を送り届けるため、ソウルから釜山(プサン)行きの高速鉄道KTXに乗り込む。
折しも、韓国内では感染した者が凶暴化する(他人の頸を噛み切る)謎のウイルスが蔓延し、政府は非常事態を宣言して軍隊も出動。
まもなく、2人の乗った車両内にウイルス感染者が侵入し、乗客が次々と感染し群れを成して乗客たちに襲いかかる…。

~乗客ら~
・身重の妻ソンギョン(チョン・ユミ)と力自慢の夫サンファ(マ・ドンソク)
・高齢の姉妹
・高校生のカップル(男は野球部員)、
・自分が助かることしか考えないバス会社の重役
・高速鉄道KTXの運転手

さて、最後まで生き残るのは誰か?
それは見てのお楽しみ。

「アロハ・オエ」がうまく使われます。

スピード感のあるストーリー展開に、仕事中毒で子どもを(妻をも)省みない父と娘のヒューマンドラマなどがうまく埋め込まれ、みんなが楽しめる娯楽作品に仕上がっている。
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