韓流ゾンビパニック作品。韓国映画で本格的なゾンビ物は今作が初だそう。
それにしても、このダジャレ邦題は如何なものか?これを名付けたネームの方の「センスいいだろ~」とのどや顔が見えてきそうでイラっとする(笑)
この手のゾンビパニック物に描かれる「真の敵はゾンビじゃない」といった、人の怖さといった局面もちゃんと描かれている。
今作でいえば、バス会社役員のおっさんがそう。まぁー嫌な役を見事に演じて、周りをひっかき回してくれました。
主人公親子や、老人等、定番キャラクターたちがゾンビ相手に阿鼻叫喚する画は定番でしたが、一つ「おっ?」と目を見張ったのは、マ・ドンソクのキャラ。
妊る妻の為とはいえ、ゾンビ相手に素手でぶつかり殴り倒す!? か、カッコいい!
因みに今作で子役を使ったお涙頂戴のシーンには、正直冷めた目線で見てしまったのですが、それよりもマ・ドンソクが見せた”あるシーン”の方がめちゃくちゃ感動するんです。
なお、今作の惨劇から4年後を描いた続編の公開も控えているそうで、こちらの公開映像を見ると、スケール・アクションがパワーアップしており、改めて韓国映画の実力に驚かされます。