エルネストの馮美梅のネタバレレビュー・内容・結末

チェ・ゲバラやカストロは有名だけど、彼と戦った戦士たちも当然いたわけでこの作品ではその中の1人、日系ボリビア人のフレディ前村ウルタードの人生が描かれています。

思想的なことで母国での進学が出来ず、キューバに留学。医師を目指す中で、母国ボリビアで内戦が起こり、多分、母国人でもないゲバラ(アルゼンチン人）に対して同じ医師、そしてボリビア人として何か感じるものがあったのかもしれないが、自ら戦いの場に向かっていく。具体的になぜそこまで彼がそういう行動をとっていったのかもう少しわかりやすかったらよかったかな？

最後、なんという皮肉な展開が待っていたんだろう…
自分にとってかけがえのなかった友の弟に殺されてしまうとは(実際どうだったのかわからないけれど)

でも、当時の電車の風景や広島の平和公園などの風景など美術さん頑張っていたなぁと。日本とキューバ合作とはいえ、日本映画にしてはなかなかの秀作ではないかと思います。