イトウモ

エコーズ・オブ・サイレンス/沈黙のこだまのイトウモのレビュー・感想・評価

3.0
当時の記録映画として

60年代のニューヨークを闊歩する若者の記録としては、そうか、こんな感じなのか、というふうに見える。

主役の顔を手前に置き、奥にモブの顔が現れては消える、こういうカットには結構面白いところもあるが、

ジャンプカットとも言えないような顔から顔へ、唐突な切り替えが、手グセのように繰り返され、仕掛けも乏しく散文的に続く映像にはサイレントの必然性も感じられず、ちょっと飽きてしまった