それぞれの日常、それぞれの日々の営み。例えば、職人達の手つきは手品師さながら鮮やかではあるが、それは決してパフォーマンスではない。彼らの生活の一部である。
鑑賞しながら、商いをしていた祖父母のことを…
まさにモナリザのような憂哀を含んだ微笑を浮かべてダゲール街の人々の凝縮された人間味を静観するようだった。
夕方にはふと外に出て佇みたくなり、現実に苛まれることもあるだろう。
虚構が作り出すひととき…
街の肖像、カメラの語り
フランス版「たんけんぼくのまち」のような、普通の人々の仕事ぶりを見て、記録していく前半パート。後半からはその街の人々に様々な問いかけをしていく。そして、そこで記録した映像を…
いつもNHKとかでみる街歩きとはまた違って新鮮だった。街の人の当時は珍しいカメラで緊張してるからなのか普段こんな見られることないってくらい眼差しが強い。それぞれの出身地やパートナー出会い、夢の話をそ…
>>続きを読むこれは物語だ!
人々の繊細な内面や暮らしが監督の組み立てた愛嬌のあるささやかなおとぎ話の中に浮かび上がってきて、まさに心地のいい夢だった。
香水屋の奥様はいつもこの世を見ていないような灰色の表情を…
ダゲール街の人々を映した映像遊びなドキュメンタリー。
アニエス・ヴァルダ監督作品。ヴァルダ産ドキュメンタリー未見なので見てみた。
まずオープニング、"ダゲレオタイプ"という原題を説明しつつ鏡張りの集…
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