このレビューはネタバレを含みます
・マカボイすごい!シャマランすごい!一歩間違えたら鼻白みそうな「多重人格」をここまでかんぺきに演じきるのも、一瞬先の展開もわからない緊迫感に満ちた演出もホントに見事。
・なに不自由なく、愛を注がれしあわせに生きてきた女の子たちに、こんな無情な最期を用意できる勇気がすごい。
・そして、苦痛を知っているものに与えられた神からの祝福。悲劇しか招かない奇跡の力。この皮肉がすごい。
・シャマランワールドに不馴れだと、そのあまりな超展開に笑うしかないかもしれないけれど、シャマラン好きには「やってくれたな!」の一言しかない。
・なんなら最後は、女の子側も虐待の過去から生まれた別人格が覚醒して、超人対決とかになってもよかった。
・たぶんあのあと叔父さんをフルボッコにするんだろう。
・女の子とマカボイは、出会い方が違っていたらよき理解者になりえたのかな。つらい。
・本編も充分おもしろかったけど、なんといってもラストのミスター・ガラスとブルース!鳥肌たった!
・アンブレイカブルがすきかどうかが本作の評価には大きく関わってくるだろう。わたしは大満足でした。なんかちょっと泣きそう。ありがとうシャマラン!