解離性同一障害、照明という権利
超能力は彼らに由来する。
《ナイト・シャラマン》の敏腕演出は言わずもがな、脚本、演技の面でも総合的に秀でていた。
《ジェームズ・マカヴォイ》は、約8人格を流れる様に使い分けるその怪演に脱帽。
全くタイプの異なる狂人の群れに溶け込みキャラクターの魅力を役以上に引き出していた。
心理学や精神医学の類いの雑学も面白く、サスペンス・スリラー・サイコ・アクションといった要素が一度に楽しめた。
【以下ネタバレ含む】
◉『アンブレイカブル』見ていると通常の倍頼めるはず。隠された伏線が分かると更に興奮。
◉3人共無事に出れたらそれこそ面白くないと思ってたが、ちゃんとハッピーエンドにしないあたりGood。
◉ビーストが壁を這う姿は人間技を超越しててサイコすぎて怖かった。血管も浮かび出てて化け物みたいだった。