シャマラン・ユニバース⁉︎
なんだかんだ初期の作品からずっと追い続けてきたファンでさえ、「エアベンダー」「アフター・アース」あたりで流石に終わったと思ったシャマラン監督ですが、前作「ヴィジット」で見事に復活！
最新作の今作は、そんな諦めずに長年追いかけてきたシャマラニストこそ見る価値のある作品。
シャマラン監督作は事前情報を最小限に抑えて鑑賞するので、まさかそういう話だとは思わなかった。
お決まりの「結末は絶対口にしてはならない」作品ですね。なので、このサプライズにビックリできるかどうかで作品の評価が変わりそう。
正直、シャマラン監督のある作品を見ていないとポカーンだと思います。っていうか、ファン以外で覚えてる人いるの⁉︎
作品自体は良くも悪くもシャマラン監督らしい。
カニエ・ウエストのくだりとか、本気でやってんのか、笑いを取りにいってるのかよくわからないところもいつも通り。
もちろん、本人も登場します。フーターズ好きなのね(笑)。
ストーリーも多重人格者の誘拐犯マカヴォイと拐われた3人の女子高生によるサイコサスペンスかと思いきや、後半に進むにつれモンスターパニックにジャンルがガラッと変わる。
なんだかよく解らないまま話が進み、後半に急展開する構成はシャマラン作品のお約束。
しかし、いつもと違うのはラストの展開。
24人目の人格の話や超人的な力を見せるマカヴォイが現れた辺りから様子がおかしいと思ってたけど、こうくるとは。
駅のホームでマカヴォイが花を捧げるシーンが伏線だったのね。
ここで十数年間の作品を持ってくるとは思わなかった。
これって流行りのユニバース化⁉︎ そのうちオスメント君も参加とか⁉︎ まさかね(笑)。
