“心を病んだ人は劣っていると思われているけど、もし私たちより優れていたら？”
解離性同一障害つまり多重人格者のジェームズマカヴォイがすごい。ケビン、デニス、パトリシア、バリー、ヘドヴィグ、ビーストなど少なくとも6人のキャラを演じきるだけでなく、ほかの人格になりすます人格など、本当に一人とは思えなかった。特にパトリシアのメンヘラ感と、ヘドヴィグの滑舌の悪さが好きだった。あとヘドヴィグダンス。
コテコテの監禁物というよりは、ケビンの葛藤も描かれているのでスリルはあまりなかったりします。
で、ですね。この映画の醍醐味は何よりラスト。いきなりあの人が出てきてあれ？これは？と。。。さすがシャマラン監督。まさかの同監督あの作品とのクロスオーバー。そして続編。ネタバレになってしまうので、ほとんど言えませんが、分かったあなたは2作品のポスターを並べて見てください。鳥肌がたちます。さすが伏線の天才。
