蔵なもし

スプリットの蔵なもしのレビュー・感想・評価

スプリット(2017年製作の映画)
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プロフェッサーXが23の人格を持つ多重人格者を演じる、しかもMナイト監督じゃん!これは凄そうだなと思っていましたが、続報で「アンブレイカブル」の続編らしいと聞いて、やはり「この大ヒーロー時代にですか⁉︎」となりました。そして、さらに続編の予定があると聞き、結局、こういうタイミングでの鑑賞となりました。

僕の世代で多重人格者といえば「24人のビリー・ミリガン」。23の人格と24番目の影、マカヴォイ祭りとも言える圧巻の演技でした。段々と、今どの人格なのか分かってくるのは楽しかったです。
しかし、今になってなぜ?続編ならすぐに出せたのでは?
そうなったら、ケヴィン役はエドワード・ノートンとかだったんでしょうか?完全に「ハルク」と「真実の行方」のイメージですね。

ストーリー自体はシンプルなので、単体の作品としてはどこか物足りなさを感じました。やはり、「ミスター・ガラス」の前という位置にあるんでしょうか。
そして、MCUよろしく本編終了後のブルース・ウィルス。決して派手さのないリアルヒーローとはいえ、登場がダイナーというダサさは徹底してるなあと思いました。

つづく!