オープニングから迫力のある映像、破壊衝動！！色彩の暴力！！
ファンなら「知ってるよハイハイハイハイｗ」みたいな内容かもしれませんが、いまいち詳しくはないわたしのような人間にはとても良いドキュメンタリーです。
Yoshikiの過去・Toshlの洗脳などなかなか壮絶なものだし、背負っているものが大きいのだなと。
ライブ前に来ている客にインタビューする映像が流れるのだが、そのファン一人一人のコメントがまたグサッとくる。鋭利な刃物のような。多くを語らずにいる。それは本人たちよりもｗ一人の青年が「Xの好きなところは？」と訊かれて「速くて、カッコいいとこ。」って一言だけ述べるのが一番印象的で何度も思い出してしまう。説明を必要としないカッコよさなんだなと思った。
自分の知らないXの歴史をたくさん知れた。１つの映画としてよく出来ているし、ファン以外が見ても面白いんじゃないかな。
Xというバンドは、出てきた当時の若者にとって本当に衝撃であっただろうし、脳や心など全てに鮮烈なインパクトを残したと思います。そんな体験をした人たちが羨ましくもあるのです。この映画でわたしは少し追体験できたかな。
