ウォレス

WE ARE Xのウォレスのレビュー・感想・評価

WE ARE X(2016年製作の映画)
4.5
一つのバンドに、降りかかった数え切れないほどの悲劇。

…X JAPAN
まるでドラマのような、いや、それ以上に壮絶な物語がそこにはあった。

メンバーの脱退、HIDEの死、TAIJIの死、Toshlの洗脳、そしてバンドの解散。

何度も何度も立ちはだかる大きな壁。

しかし、彼らはその壁を乗り越え、壊し続けた。


そして再結成。
彼らはまた歩きだす…


彼らに起こった数々の悲劇だけでなく、その悲劇を乗り越え、今も尚世界を目指して突き進む彼らがとても上手く映し出されていました。

正直ボクは、映画で描かれるほとんどの物語を知っていました。
しかし、当時を映像で振り返りながら本人達の口で語られるその壮絶な過去に改めて衝撃を受けたし、改めて彼らの凄さを感じました。

また、知っていたつもりだった物語の裏側を聞いたときは、さらに衝撃的だったし、それを知れたことでより一層メンバーがXのことをどのように感じていたのかということがわかった気がして、とても感動しました。


この映画がXの全てだとは言いません。
しかし、彼らが辿ってきた道、そして今の彼らが目指す道が確実に描かれています。


ファンが観てもまた好きになれ、全く彼らを知らない者が観ても衝撃に包まれ感動する様な良質ドキュメンタリー。


ファンとして、この映画を観れたことが本当に嬉しい。
これから彼らの曲を聴くたびに、今までより一層深く聴ける気がする。


というかボク、XJAPANが好きすぎるんですけど周りにファンがあまりいなくて寂しいよー(T^T)
「その歳でX?やばくね?」じゃねーんです。
彼らの音楽は年齢の壁がなく、ほんとに時を感じさせない…クラシックのように。

そういえば今日金スマで彼らの特集がやってたけど、たまたま投稿の順番が来ただけですw
去年観たのに今頃になった。
ウォレス

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