けーな

テキサスのけーなのレビュー・感想・評価

テキサス(1966年製作の映画)
3.6
現在85歳のアラン・ドロン(この映画の時には、30歳頃)。今はもうすでに映画界を引退しているけれども、若い頃のアランドロンを超える美男子は、いないとさえ思ってる。やっぱり1番好きな映画スター。そう、映画スターという言葉がぴったりな俳優だ。

アランドロンの出演作は、レビューを書いていない物もあるし、また、観たことのない物も多いので、ちょっとずつ観ては、レビューしていきたいと思う。

今作は、フランス人のアランドロンが、ハリウッドに進出してからの4作目。ちなみに、 1作目は、「黄色いロールスロイス」2作目「名誉と栄光のためでなく」3作目「パリは燃えているか」(←英仏合作)。 

今作を見ると、アランドロンは、やっぱりフランス映画に出ている方がいいなと痛感する。英語喋ってるのを観れるのは、嬉しかったけど、やっぱりフランス語喋ってる方がいい。

今作は、もっとシリアスな西部劇かと想像していたので、最初から、思いっきり喜劇だったから、驚いた。アランドロンは、スペインの貴族役だけれども、最初の結婚式のシーンで着ている衣装が、なんだかダサいし、日に焼けているように見せるためか、塗っている顔の茶色い色が、なんか変で、笑えてしまった。赤いシャツに着替えてからの方が、かっこいい。

しかし、ドタバタ喜劇だと分かって観ると、楽しめた。ディーン・マーティンとの掛け合いも、なかなか良かった。

テキサス州が、まだアメリカ合衆国ではない時代があったのだということをこの映画で知って、驚いた。

アランドロンは、運動神経も抜群で、乗馬も得意だったそう。今作でも、馬を乗りこなしている姿を見ることができる。
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