ソウル・ステーション パンデミックの豊島区民のレビュー・感想・評価

韓国色が色濃く出ている作品。
経済格差や貧困といった現代韓国社会の負の側面を随所に描きつつ、『新感染』の前日譚であるゾンビ映画としても充分に満足できる出来栄え。
ダークで救いのないストーリーとも相まって、ある種のパンチ力は『新感染』を上回る。
『新感染』を陽とするならば、『ソウル〜』は完全に陰の作品と言える。一つのイベントを軸にして異なる視点から描かれているので、セットで観るのがオススメ。