フェミ研ゼミ

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

5.0
この映画を面白くないという人が、どれだけいてもその意見を否定することはない。
この映画の旨味というのはなんだろう。
味でも食感でもなく隙間なんだとおもった。
なにか足りないものが寂しいと思えるこの感覚は説明しようがない。



私は昨日外で飲んでいて隣になったサラリーマン同士の恋の話を聞いていた。
初めは彼女がほしいとか言っていたのに実は3人の子持ちのホシノさんという女性と恋愛中なんだそうだ。楽しそうに話していた。でもいつ飽きられるかわからないんだよ彼女そういう人だから。と話しながら焼酎を呑んで楽しそうにしていた。


誰かを好きになるというのはいいもんだなあ。とおもった。

そして深夜に帰ってきてこの映画を観てまたそうおもった。
そして、朝日で目覚めて昨日髪の毛を切って変な色に染めたのだと洗面台で思い出した。

そしてトイレで昨日を振り返りながらハッピーマニアの4巻を読みながら、映画のことを考えていた。


池松壮亮さんみたいな男の子が好きだったなあ。
その子はいま何色の夜空の下で生活をしているのだろう。
たまには空を見上げることがあるのかな。
といつくか質問してみたくなった。


映画のように突然メール送ってみたりはしないけれど。


私はいますごくジーンときている。しびれているなと。
この痺れ瓶にいれて取っておきたい。
フェミ研ゼミ

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