一見なんてことのない映画だけれど、
悲観的で天邪鬼(?.)な人の心の機微をうまく描いていて、妙に親近感が湧いてしまう映画であった。
生温いお風呂に浸かってたけど、最後にちょっとだけ追い焚きしまし…
本心や弱音を晒す相手もいなくて、大した目標もなく、でも生きていくためにお金稼いで。感性共有できる相手もいないから孤独なのに強がって。
でも最後に些細なことで些細なことに気づけて。二人の感情のひとつ…
ほとんど気まぐれみたいに残酷な因果や結びつきの感触を天才的な文章で切り取ってみせた最果タヒと天才的な映像で表現してみせた石井裕也のアンサンブル。もう震えるほど感激した。他人の人生を覗き見て笑えるなら…
>>続きを読むバス停留所の品のない列演出やゴミを漁る子犬など、なんだこれはとひどい気持ちになる。池松くんの人物造形は後半へいくにつれて内面が2枚目になってゆくので、終盤の、おれといっしょだ、が序盤のそれ(私と)と…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
前々からたまたま色々な作品で見かけていてすっかりファンになってしまった池松壮亮と、石橋静河のW主演ということで鑑賞。
期待を大きく上回る好きな作品でした。
恋愛映画なのにラブシーン1つもない。
そ…
「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会