肉

アイム・ノット・シリアルキラーの肉のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

もしかして自分は化物で、誰かを傷つけてしまうんじゃないか……

そんな不安、なんとなしにわかるし、少年がシリアルキラー爺に共感しつつも、対峙していく姿には感動。
自分はどうやら普通じゃないみたいで、普通の世界に溶け込むために自分にルールを課し、自分の中に湧き上がる衝動を抑えている。というナイーブな少年の描写がめちゃくちゃ良い。

クライマックスの超展開にはびっくりするけど、伏線もあったし、何だか、なるほどぉーと妙に腑に落ちた。

青春物語として凄く良くできてる。
肉