スペースXが初の民間人宇宙飛行を成功させた、というこの日にこの映画を。
アメリカの約60年間の宇宙研究の軌跡と人種差別の真実を知ることができた。
何度も泣きそうになる。本当にいい映画。
差別に耐えながらも自らの夢や地位のため、自ら考え、未来を予想して備え、主張し、素晴らしい努力でもって自ら道を切り開いていく3人の黒人女性たち。
すごくパワフルで心動かされた。
それから、差別が色濃く残る中でも彼女達の実力を認めて（徐々に）誠実に対応していくマジョリティ側である本部長や宇宙飛行士グレン…。
こうやって、多くの苦労や努力がありながら立場を確立していったんだよなぁ。単一民族国家で育った私には「非白人専用トイレ」とか、そんなものがまかり通ってる世界ってあんまり想像できないけど、こういう先人たちの類まれなる努力のおかげで、少しづつ世界は良くなっていくんだろうと感じる希望と夢に満ちた映画だった。
