若大将オーウェン

ドリームの若大将オーウェンのレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
4.0
圧倒的正論の力強さ!NASAぐらいのインテリ集団でも差別意識がバリバリ残っていたんだと驚くとともに、それでも闘い続け、実力で認めさせた主人公たちの生き様がかっこよかったです!
見ていて辛いシーンもありますが、主人公たちは愚痴も言わず、基本的にポジティブな語り口で、ファレルの音楽もあり、楽しく見れていました。
しかし中盤で主人公が感情をあらわにするシーンは、彼女たちの思いの深さが全然分かってなかったと思わず泣いてしまったし、その後のケヴィン・コスナーの言動もとても良かった。
そして実話ベース映画鉄板のラストのご本人登場!からの原題「Hidden Figures」(隠された人々)が出た時に、彼女たちにようやくスポットが当たって良かったとまた感動。
文科省推奨映画のようで、良くも悪くも学校で見る感じの映画ですが、こういう直球の正しい映画こそ今の時代見られるべきです