rosechocolat

ドリームのrosechocolatのレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
4.0
黒人であり女性であること。今でも根底からなくなったとは決して言えない2つの大きな差別。

そこに実力を武器に立ち向かう女性たちはたくましく、したたかだ。真正面から反論することなく、あくまでも実力を見せつける。どんなに威張っていても、実力の前にはひれ伏さざるを得ない男たちが対象的に描かれる。

主役3名の、自然体の姿が魅力的。そして彼女たちに対する考え方が次第に変わっていく白人たちも興味深い。特にケビン・コスナー。東棟と西棟の間を走る場面の音楽も面白かったなあ。


20170929
TOHOシネマズフリーパス 13本目
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