明るい実力主義
NASAという機関が、人種を超えた完全なる実力主義になるまでを描いた話だった
重いテーマではあるが、終始明るいテンポで物語が進むので誰にとっても見やすい作りになっているのが良い
ファレルはやっぱり曲作るの上手いなぁ
それとこの当時のアメリカの労働事情が垣間見られるのも興味深い
ほぼ最後の一人になるまで残業したにもかかわらず帰る時はまだ空が若干明るかったり、本当に切羽詰まる時以外は残業をしないであろう言動等に驚くとともに、現代社会の闇についても実感させられたｗ
またこの物語のある種のテーマになっている、「仕事はつきつめれば人と人との信頼で成し遂げられる」という所に時代を超えた普遍性を感じた
いくらコンピューターが進化して人工知能が出てきたって肝心なのは信頼できる人がその結果にOKを出せるかってことなんだろうなと
この作品が２０１６年に作られた意義というのもしっかりあると思えた良作だった
