やまもり

ドリームのやまもりのネタバレレビュー・内容・結末

ドリーム(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

何かに懸命に立ち向かって生きてる人って、やっぱり男女問わず皆んなかっこいいなぁ…。

「働く女性」にスポットを当てた映画ですが
だからと言って女性だけが共感出来るという訳ではなく、幅広い層に響く内容だったと思いますし
今頑張っている多くの人に観てもらいたい作品だな、と感じました。

主役はキャサリンですが、
個人的にはメアリーの「肌の色は変えられません。でも、自分が前例になる事は出来ます」という台詞に最も心打たれました。
単純にめちゃくちゃかっこいい…!笑

ハリソン本部長も物凄く良い人。
トイレの看板を取っ払うシーンにも胸が熱くなりました。
口だけの上司なんて幾らでも居ますが、
ハリソン本部長の様な自ら部下に行動を示し、正しい事と間違った事の判断が的確な人はまさに理想の上司。笑

トイレの下りはキャサリンの鬱憤が積もりに積もったのは理解出来ますが、
その割にはキャサリンが毎回トイレに走って駆け込むシーンが軽快なBGMと共にコメディタッチで描かれていたので、
急に怒りの感情をブチまけるシーンに少し落差を感じました。

ただ、その一件を経てのキャサリンとハリソン本部長の信頼関係が強固になったのは目に見えて分かったのが良かったです。

会議に出席する為に許可を得るシーンでは、キャサリンがハリソン本部長は自分の味方をしてくれると確信している様子だったのが微笑ましかったです。
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