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ドリームのkのレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
5.0
かっこよさに泣いたーーーーー!!!!ありがとーーーーーーーーー!!!!
だからもう、無駄のないストーリーで私たちに勇気と元気を与えてくれてがっしり感動して泣ける映画が好きだって言ってるじゃないの!もうやんなっちゃう!!漏れなく大好きよほんとうにもう!!

はー。余韻。何度か鳥肌が立った。そしてその鳥肌にたえきれず泣いた感もある。笑 あたし弱…。笑 もう、名シーンだらけ!ひとつひとつ熱弁したいぐらい。笑
メインの3人は"今"言うべきことを躊躇わずに自尊心を持って言う。そしてその言動の価値以上に努力をしている。自分のために、未来の為に。だから彼女たちの発言で周りの人間の意識が変わるんだね。
努力が報われたというより、徐々に社会が追いついた、という方が正しいかもとか思った。だってNASAで名を残すんだよ?もうほんとね…ありがとうございますほんと…。

そして個人的な妄想。
1960年代、アメリカ。男女別のトイレと同じように黒人用のトイレがあった時代。けれど黒人差別は白人の"劣等感"も含まれていたんじゃないかと思う。生み出すものはカッコイイし、頭も、運動神経も良い。自分たちが優位であることが当たり前のはずなのに、心のどこかで"黒人はすごい"と思っていたんじゃないか。だから差別することで安心したかったのかな?
キーパーソンである本当に優秀な上司(この人がまたものすごくカッコイイのよね…トイレの看板壊した時に震えた…"私の心はもう月に行っている"とかほんま道中お気をつけてゆうてます…)や、有人飛行を成功させたグレン飛行士には、差別という概念がない。世間の状況は知っていても、そんな無意味なことを考えている暇もなかった。ただ自分と共に向上できる人に絶対的信頼を寄せていた。

差別とは世間が作るものでなく、一人一人の心のあり方がつくるのだなと改めて思った。

さて。笑 この作品はどれほど事実に忠実かは重要ではない。それくらい人の心を掴むストーリーにした監督・脚本に敬意を払う。パンフレット買えなかったのでまたTOHOで買わなきゃ!制作陣の!インタビューが!読みたいぜ〜!!!
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